経営者としての想い
「迷ったときはお客様のために」
何かあるたび、私たちはいつもこの言葉に立ち返ります。
皆さんは今後多くのことで迷うと思います。仕事のこと、日々のこと、そして将来のこと……。そこで必要とされるのが“行動の軸”です。「迷ったときはお客様のために」という考えを自分の指針としておけば、たとえ歩みは遅くとも確実に一歩前に進むことができます。キスケが皆さんにとってそんな存在でいられたらうれしいですね。
私はキスケという会社が大好きです。お客様の笑顔が集まる場所として、そしてそこで働く人のことも大好きです。だからこそできるだけ長期にわたって成長していきたい。そして飛び抜けて大きな組織にするよりも、社員とご家族、地域の皆さんのために事業を継続することに重きを置いています。
採用活動ではそんな私の想いを一人でも多くの方に伝え、皆さんがどう感じるかを知りたい。皆さんが何を考え、どういったことに挑戦してきたか。成功や失敗やそれにまつわる笑顔や涙についての話がしたいのです。
そしてその会話が終わったとき、皆さんの悩みが一つなくなっていればいい──そんなことを考えています。
キスケが掲げるビジョン
私たちはこれまで、時代の変化を敏感に感じ取って成長を続けてきました。社員一人ひとりが経営者視点を持ち、事業主としての発想を自由に構築することで、優秀な人財と強固な財務基盤に支えられて成長を続けてきました。
ただ、パチンコをはじめとする装置型産業はすでに転換期を迎え、ハードの時代からソフトの時代に、環境や機器ではなく「人の力」によって選ばれる時代になっています。
私たちがここ数年、事業部間の垣根を取り払い、職種・年齢・性別を飛び越えた交流の場を意図的に作っているのにはそんな背景があります。社員同士が互いに支え合う文化を根づかせることで、「エンターテインメント」「パチンコ」「不動産」というキスケの基幹事業で培った財務基盤、人的資本を共有し、キスケというブランドをさらに磨いていきます。
採用についてのこだわり
1952年の創立以来、半世紀以上にわたって私たちは「2つの財」を事業運営の柱に掲げてきました。すなわち組織運営を支え、さらなる飛躍の原動力となる【人財】、そして社員研修をはじめとした教育プログラムのための【財務】です。私たちは、“いま”にかぎらず10年後、20年後のキスケを担う人財を育てたい。そのためには教育を投資と考え、圧倒的に優良な経営資本によって社員一人ひとりの人間力を底上げしてまいります。
その象徴が、私たち経営層メンバーが主体的に関わる採用システムです。経営者がどういったことを考えて組織を運営しているのか、そもそもどういう人間なのかを知る機会が最終面接の1回だけではあまりに少ないと考えました。
採用活動とは経営戦略の根幹であり、会社の未来を創るために欠かせない取り組みです。採用関連のすべてのイベントに私が出席するのには、そんな理由があります。
あなたに求めること
学生のうちの皆さんに期待していること、それは「たくさん遊ぶこと」です。公序良俗を守りながら遊びに遊んでください。真剣に遊んでください。そうするといつしか遊びが「学び」になります。
私たちは皆さん一人ひとりの個性や考え方を大切にしたい。ステレオタイプな枠に当てはめることは絶対にしません。店舗運営もイベントの企画立案も、一人ひとりが考え、まとめ、自由に実践してほしいと考えています。その原動力となるのは、遊びを通して培った学びです。
現在の延長線上にある未来ではなく、常に新しい環境、チャレンジをしたいと考える方と高みを目指したいですね。新たな挑戦には痛みがともなう可能性があります。思い通りにいかないことの方が多いでしょう。しかし、その向こう側に見たことのない景色が待っていると、私たちは確信しています。
皆さんと新しいキスケを創っていけることを楽しみにしています。