CROSS TALK

新店舗立ち上げ請負人として、エンターテインメント事業部を牽引してきた田中さんと、パチンコ事業で現場の叩き上げからエリアマネージャーに就任した川口さん。圧倒的なカリスマ性を持つ2トップの対談が実現しました。

TALK 01.

経営者の思いや考えが共有され、
トップとの距離もぐっと近くに。

お二人の入社から現在までの仕事を教えてください。また、お互いの印象とは?

田中

私は営業・アパレル販売員から中途採用で入社し、今年で勤続20年目になります。入社1年目は西日本最大級の大型店舗・キスケカラオケWAO守口店に配属。2年後キスケBOXグランドオープンに伴い麻雀JAOの立上げを任され、カラオケを13年、温泉を3年経験し、新店舗立上げ4店舗・改装5店舗を経験したのちに現在の本社勤務に至ります。川口さんの印象は、スタッフが憧れ・目標となるカリスマ性を備えたキスケを代表するスーパー店長!

川口

私は22歳の時にアルバイトから入社し、キスケPAO駅前店(現在のスーパーキスケPAO)で一般社員からすべての立場を経験してきました。現在はキスケの旗艦店であるスーパーキスケPAOの指揮を執らせていただいています。田中さんの印象は、良い意味で「変人」。発想と行動レベルが非常に高い人という意味です。まず、最初に入社したときから店長職ですから、歩んできた道が違う。まさにエンペラーロードですよ。私は神社の階段をのぼってきましたから。足腰は強くなったかな(笑)

今と昔を比較してキスケの変化について教えてください。

田中

人財育成にかける時間と労力ですね。私が入社した際は、新人研修期間が短く、キャリアの制度もない。スタッフの人数が多いので、何か輝くものがないと埋もれてしまうんです。現在は半年間のシャッフル勤務により、エンタメ・パチンコ部門を経験して自分の特性を活かした部門を選択することができます。さらに配属後は1年間各自に先輩社員がついて入社後の不安や相談を聞いてくれるサポート体制が整備されました。また、トップとの距離もぐっと近くなりましたね。山路副社長のほぼ日報やモーニング山路などの企画により経営者の思いや考えが共有され、いつでも会うことができるんです。

川口

やはり副社長の登場は大きな転機でしたね。もう7〜8年前になるでしょうか。社内の体制が大きく変わり、みんなが挙手制でチャレンジできるように。昔はやる気をアピールする場がなかったのが、今は自分の意思で出世の意志を伝えられるようになりました。

田中

手を挙げない人は…というデメリットもあるのですが、必ずしもみんなが上に行くのが幸せではない。それぞれの幸せの価値観があることを否定してはいけないと思っています。教育の部分でも、任せる仕事の内容も変わってきますし。

TALK 02.

チャンスが平等に与えられる社風、キスケには成長できる環境が整っている。

部下を育成したり、チームを作り上げるうえで大事にしていることを教えてください。

川口

まずは明るく振る舞うこと。暗かったり機嫌が悪そうにしていたら向こうから話しかけづらいと思うので、自分に対して提案でも相談でも、まず言いやすい環境を意識しています。

田中

正直、仕事をお願いすることは年々難しくなってきています。ただ仕事を振るのではなくて、その仕事ができるだけの時間を作ってあげる必要がありますから。活躍できる環境を整えることの大切さを感じています。

川口

田中さんの「環境をつくる」という考えに通じるものがあるのですが、私たちはお互いの立場として会社の業績を背負っています。さらに5年後、10年後も、キスケを愛媛のトップクラスに発展させていかないといけない。その逆算で言うと、私たちがずっと第一線を張ることは無理なんですよね。どんどん若手を出していかないと…。だからこそ人を育てることが大事なのですが、そもそもの仕事のモチベ―ションの根源は、憧れだと思うんです。まずは上司が部下から憧れられないといけない。例えばトレーナーやチーフが時間度外視で働いていたら、そこまでして上に上がらなくてもいいやと思っちゃいますよね。だから環境が大事なんです。

田中

僕の持論もそうですよ。やはりカリスマ性、雲の上ぐらいがちょうどいいんですよね。何もかも見えるとダメになる。そういう意味では、川口さんはまさにカリスマ。憧れられる存在ですよ。

川口

こればかりは客観的なことなので、自分で思ったらダメですけどね。私が常々現場のトップに伝えているのは、「憧れられろ」と。「仕事の仕方もカッコつけろ」と。あの人カッコイイ、だからなりたいという連鎖を生むことが大切なんです。だから身だしなみ、振る舞いにも気を付けるし、ダサい愚痴も吐かない。部下にはカッコ悪いところを見せない。恥をかかないための準備も徹底する。そこに環境が加わったときに会社は爆発的に伸びると思うんです。とはいえ、私たちが憧れられているかは分からないですよ。だから全社員にアンケートをとってください(笑)

それぞれの視点からキスケの好きなところ・自慢したいところを教えてください。

田中

チャンスが平等に与えられる社風。登用制度なんてまさにそう。自分で手を挙げれば、挑戦できますから。そしてワクワクすることを大切にしている。私の仕事のモチベーションは「どれだけワクワクできるか」なんです。もちろん経営の上では利益を上げることは大事ですが、自分自身のモチベーションを忘れてはいけないと思っています。

川口

若い頃は出世が難しいと感じていましたが、今はやる気のある人が上がれる時代になりました。誰にでもチャンスがあり、成長できる環境が整っている部分は好きなところであり、自慢できるかなと思います。そして、田中さんも話されていたモーニング山路。アルバイトでも、キスケで働く人なら誰でも参加でき、月に1回はトップと直接ふれあえる。この社員規模で、これだけトップとの距離が近いというのはすごいことだと思います。

田中

そんな企業風土はとても魅力的ですよね。2019年に発表された4つのVALUEもまさにです。『それは、お客様のためになるか。』『それ、やってみよう。』『自ら、楽しもう。』『自分だったら、どう思う。』。これだけでワクワクします。

PROFILE

田中 誠

1998年に入社、新店舗の立上げや店舗改装にも多数携わり、現在はエンターテインメント事業部で新規開発事業部 部長として躍進している。

川口 貴

2002年に入社、キスケPAO駅前店で一般社員からすべての立場を経験し、現在はスーパーキスケPAOのエリアマネージャーとして躍進している。

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