成長のために、
新しきを生む

MAKOTO TANAKA

田中 誠

  • 取締役 エンターテインメント事業部長

  • 1998年入社

20代で店長に就任

もう20年ほど前になりますが、キスケBOXのグランドオープンにともない、麻雀JAOの立ち上げを任されたのが店長職としての最初でした。ありがたいことに、20代前半で新店舗の立ち上げや店長などの経験をさせていただきました。それからエンターテインメント部門でカラオケを13年、温泉を3年経験し、新店舗の立ち上げや改装のプロジェクトに携わり、現在は本社勤務となりエンターテインメント事業部長を務めています。

エンターテインメントは、地域貢献の場でもあります。私もワクワクしながら仕事をしていますし、お客様にもワクワクして帰っていただきたい。その気持ちが新事業のモチベーションとなっています。

エンターテインメントを通して、コミュニティをつくる

社長からも長年言われているのは、「人が集まることでコミュニティが生まれ、お客様同士のつながりができる」ということ。高齢化社会において、例えば一人暮らしをされているお年寄りの方が温泉やボウリングに行くことで生きる活力や生きがいを感じてくれたら…。そのために、私たちはボウリング教室や麻雀教室など、コミュニティを創出するための仕組みづくりに取り組んでいます。そして、何か新たなものをつくるときには、利益だけでなくお客様が楽しめているかが重要。自分が楽しかったらお客様にもその気持ちは伝わると信じ、何事も楽しむことを大切にしています。

チャレンジは地域の方への貢献

私にとって一番のチャレンジは、今治の「しまなみ温泉 喜助の湯」のグランドオープンでした。今治はキスケの創業の地ですから、社長の思い入れは相当なもの。今回のグランドオープンは、今治で創業したキスケが大きくなったことの恩返しとしての意味合いもありました。私は入社以来エンターテインメント部門に所属しておりカラオケと麻雀の経験はあるものの、温泉は全く知識のないところからのスタートでした。だからこそ、温浴施設の概念にとらわれないチャレンジができ、ユニークな施設になったのだと思います。

そして、この温泉立ち上げの経験が、KITにつながっていくことになります。

アイデアの素は一次情報にあり

KITも日本にない施設なので、オープンするまで本当に流行るのかという不安はありましたが、温泉の経験が基礎にあったから、ここまで繋がったのだと思います。まだ2018年秋にオープンしたばかりの施設ですが、すでに改装計画も動き出しているんです。さらに拡張して、アクティビティを増やす予定ですが、その発想の根源は一次情報から。インターネットに頼るだけでなく、自分で体験し、面白そうなものを取り入れる。日本初とか世界初とか、ないものを生み出すことに力を入れています。どんな面白いことができるのか、自分が感じることを大切に。初の取り組みはもちろん魅力的ですが、やはり基準は面白いか、楽しいか。そして、都会の人もここに来ないとできないという、愛媛からトレンドを発信したいと考えています。

可能性に手を伸ばして

キスケには「それやってみようプロジェクト」というものがあります。社歴にかかわらず、やってみたいことをプレゼンして通ったら、予算をもらって挑戦できるんです。パチンコやカラオケという既存のエンターテインメントにとらわれることなく、自分の強みを活かした提案ももちろん可能。自分のやりたいことに会社のお金でチャレンジできるのは、サラリーマンの醍醐味ですよね。だから私のモットーも、ずっとチャレンジ。新事業を手がける仕事ですから、常に外を向いて、他社との連携も取りながら、人であったり知識であったり、チャンネル数はとにかく増やしていきたいと考えています。私はゼロから作りたい性分なので、もしかしたら10年後のキスケは今とはガラッと違う会社になっているかもしれません。それには自分だけの力ではやっていけないので、みんなのマンパワーを貸していただきたい。これからのキスケ、面白いですよ。

クロストーク